第2章 全てはここから
「シ…シクヨロ…ですか?」
ブン太「なんだ知らねぇの?よろしくって事」
「成る程…」
仁王「よっ」
「あ…!貴方は昨日の銀髪さん…!」
仁王「はは!銀髪か…ま、覚えとったんじゃな」
「はい。あの…本当にお怪我はないですか?あれから気にしていましたので…」
ブン太「おい、まさかこいつが?」
仁王「ああ、こいつじゃ」
ブン太「マジかよ…」
仁王「ああ、平気じゃよ」
「それは良かったです」
仁王「心配してくれてたんか」
「当たり前です!結構勢いありましたし…」
仁王「平気って言ったじゃろ」
「いえ、平気とは言っていませんでした」
……なかなか鋭いのう。
確かに平気とは言ってなか。