第5章 それでもお嬢様?
さんside
ハァ…お母さんったら明日は休みなさいなんて…大丈夫なのに。
おまけに景吾に連絡しとくから〜なんてさ。何でなのかな…景吾に言って何になる…
「あ…電話だ!もしかして雅治かな?!……なんだ景吾…」
あれ?
私…前は景吾からの電話は凄く嬉しかったのに…
今は雅治になってる。
どうして…
「はいです…」
跡部「おい、足は平気か」
「あ…うん大丈夫」
跡部「本当か?松葉杖ついてるそうじゃねーか」
「大丈夫だって。骨はなんともないし…」
跡部「どうせお前の事だ、我慢したんだろ」
「…ねえ景吾」
跡部「アーン?どうした」
「……」
なんだろ…景吾の声聞くと安心する…
会いたくなる…何故…