第2章 仲間
「は、ぁぁ……可愛い……って、清光と話したの?」
蛍丸「うん。昨日の夜、みんなを集めて主のこと熱く語ってたよ。俺も含めて半信半疑で話を聞いてたけど……本当に優しそうな主でよかった」
もう、この子が話すだけで可愛いとしか言いようがない。
本当に可愛すぎる。
そういえば長谷部さんが静かすぎる。
そう思って後ろを見ると、むぅっとした顔をしていたが私と目が会うとハッとしてすぐに笑いかけてくれた。
「なんだか、可愛い……あ、蛍丸君。そのみんながいるところに連れてってくれるかな?まだそこにいるかわからないけど話せるものなら話してみたいし」
蛍丸「いいよ。こっち……主、俺のことは蛍丸って呼んでくれていいからね」
ニコッと笑った蛍丸君。
もう、尊すぎて……ふらふらしながら立ち上がると長谷部さんに支えられた。
ちらっと視線を向けると目があって、なんだか、少し恥ずかしくて頬が赤く染まると同時に長谷部さんも頬が赤くなりお互いに顔を赤くしながら無言で歩き始めた。
私、本当に面食いだったんだな……。
刀たちのことを知るためと連絡のためにあとでこんのすけに審神者専用のタブレットをもらおう。