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【刀剣乱舞】月夜の華〈R18〉

第2章 仲間




「私は絶対、あなた達を幸せにします。この本丸を笑顔でいっぱいにしますから長谷部さん、力を貸してください」


長谷部「俺でよろしければ」


優しくて微笑んでくれた長谷部さんに、きゅんとした。

そうだ。
まだ、間に合う……私は生きている。

ここで生まれ変わると決めたんだ。
なら、できることすべてをやって私は必ずみんなを笑顔にしてみせよう。


?「あ……」


長谷部さんと話していると、背後から声が聞こえて振り向くとそこには……


「……短刀?」


?「違う……けど、俺は……」


小さくて可愛い……なのに、背中に大きな刀。
太刀……ではない、もしかして


「大太刀……?」


?「うん、そう……主、だよね?」


「そうだよ。審神者のなつみ……あなたの名前を聞いていいかな?」


目線を合わせるようにその場にしゃがむと、くりんとした愛らしい目をした男の子を見る。

刀で小さい子ははじめてみるけど……可愛い。
頬がぷにぷにしてそう。

あぁ、可愛い……ショタコンとかではないはずだけど、これは可愛い。


蛍丸「蛍丸……」


「蛍丸君か……君はどこも怪我してないのかな?手入れ回りしてるから怪我があるなら手入れしたいんだけど」


蛍丸「…………」


なぜだか、不思議そうにこちらを見つめてくる蛍丸君。

可愛い……美少年ってこういう子のことをいうのだろう。可愛すぎてヤバイ。


蛍丸「加州が言ってたけど、主は本当に優しそうな人なんだね」


花が咲くような微笑みにドキッとする。
可愛い、可愛すぎる……。


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