• テキストサイズ

【NARUTO】人狼といっしょ。

第7章 恋をした。


涙が出そうになる。
「お嫌でした、か、も、申し訳ありません。図々しかったですね」
「俺は、、お前とそうなりたいんだよ」
「?…ぁ…!ぇ…っと……」
「俺の奥さんになって欲しいって思ってる。」
「え、ぇえっと、わ、私はお薦めしません」
辛そうに笑う。
「どうして?」
「人狼は、普通ではありません。子供も産めません。私はカカシ様のような方には不釣り合いですから」
「好きな娘とずっと一緒に、悲しい時も嬉しい時も分かち合いどんなときも支え合うと宣言するのが結婚だよ」
目を丸くしてはぱちくりぱちくりとしていた。
そろりと自分の頬を撫でびくりと驚いていた。
「どうしたの?嫌だった?」
「わっ、わかり、ませんっ。はじ、めて知りました、そんな事言われたこともありませ、んし、嬉しくて胸が苦しいんです」
涙が指先を濡らしていた。
「子供を作るのが幸せと言うわけではないよ、俺はねとずっと一緒に居たいんだ」
俺が死ぬまで、そうして優しく微笑んでいてほしいんだ。
そう続けるとは起き上がり、正座をしていた。
「あの、私も、私もカカシ様と一緒に居たいと言っても宜しいのでしょうか」
「うん」
「カカシ様、後悔なさいますよ、?」
涙を流しながら微笑む姿。
「それは俺が決めるよ、」
 
 
 「お嫁さんになってくれる?」
子供のように泣きじゃくりうなずく獣人。
抱き寄せると、そろりそろりとしがみつき泣きじゃくる。
ぽんぽんと背中を撫でてやる。
あぁ、君の傍はなつかしく暖かい。
とても、幸せな気分だ。
/ 264ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp