第3章 *鷹の爪編* 完結
歯ぎしりする風夜を雷電は落ち着かせる
…正直まずい状態だな…
雷電は自分の中でポツリ呟いた
なんとか自分の契約刀を戻したが…
呼びかけても返事もしねぇなあいつ(契約獣)…
落「バーカバーカ」
風夜「キィィー!! んだとー!!(怒)」
…風夜は黒蝶組の中で大して強くない…
契約刀が使えない今…
勝てるかどうか…!
落「お前等黒蝶組ってよ、"魔の書"を集めるのが仕事なんだろ?」
風夜「…そうだ!
魔の書をお前等のリーダーが持ってるんだろ?」
落「"今"持っているのは俺達のリーダーだ
だが…、"最初"に手に入れたのは"俺"だよ」
雷電「魔の書を最初に手に入れたのはお前…?
…なら、魔の書にはなんて書かれていた?
内容を見たお前なら知っているはずだ」
落「あぁ、知ってるぜ?
スッゴく…
面白い事が書いてあったぜ…」
落はおかしそうに笑い出した
風夜「何がおかしいんだよ!!?」
落「……さ」
風夜「は?;」