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黒蝶組~ブラック.バタフライ~

第3章 *鷹の爪編* 完結


\魔の書の"7"ページ目/



『ん!』
ルナはズイッと片手を陳に向かって突き出した

陳「ん? …アメちゃんでも欲しいのかな?」


=バキッ=


ルナは陳の頭を殴った

『違うに決まってるだろうが!!(怒)』
陳「痛い…(泣)」

『"魔の書"の事だ!!!!』

陳「魔の書? …あぁこれ?」
陳は紙一枚を片手に持ってペラペラさせる

『そんな雑に扱うなぁぁあ!!;』
陳「ちゃんと持ち帰らないといけないんだもんね?vV
…そういや、知ってる?」

『何をだ?』
陳「この魔の書…
"最初に持ってた"のは俺じゃないんだよね」

陳はくすっと笑った







落「なんだ、黒蝶組はこの程度か」
未だに無傷の落は一息ついた

風夜「うるせぇ!!
まだ本気出してねーっつうの!!(怒)」

落「弱い奴ほどよく吠えるな」

風夜「…あの野郎…(怒)」
雷電「落ち着け;」
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