第4章 Lovely Sweet Angel
【 智side 】
ざっとシャワーをしてから身体を拭く。
んで。
また、あのちっちぇ下着をつける。
ブラジャーは、凄い厚いパッドが入ってるので、着ければ胸は少しふっくらする。
でも下はね~...
腰の部分はレースの紐のみで、真ん中は、通常時の『さとくん』が、押し込めてやっとはいる感じ...
ちょっと何かあれば、直ぐにはみ出すよ、絶対。
しかも薄いから、形も色も、はっきりと透けちゃってるんだよね~(≧▽≦)
ホントに。
女の子って、すました顔して、服の下にこんなエロエロの下着付けてるんだな~...
↑全員じゃないですよ!!
翔ちゃんのご希望通り、身支度をしっかり整えて戻ると、部屋の中に少しだけ煙草の匂いがした。
「翔ちゃんも入ってくれば~?」
携帯画面を見ていた翔ちゃんに声を掛けた。
「え?ああ...うん、そうするよ」
俺の横を通り過ぎるとき、
そっと俺のお尻を撫でていった。
「やぁっ///」
「ふふふっ、か~わい❤」
笑いながら行ってしまう背中を見送りながら、
なんか俺、こんな格好していると、
言葉まで、女子っぽくなっちゃうんだ...
いろいろと影響受けやすい俺らしいけど...
でも、マジで。
気を付けないと、こんなコスプレばっかりしていたら、俺、オネエになっちゃいそうだよ...
もう、女装はこれっきりにして貰おう!!
...そうはいかな気がする...
内心そう思った俺は、
ちょっとだけ苦笑った。
だってさ。
翔ちゃん、ぜってぇ~また、要求してくるもん!
こういうの...だって好きだしさ〜
↑何気に期待してませんか~?
↑してます!勿論