第3章 合コン
SIDE:中島卓也
練習が終わった後、俺はスマホにメールの通知が来ているのを見つけた。
それは、モデルの子からの合コンのお誘いだった。
中島「おつかれー。今日、この後モデルの子たちと飲むんだけど、行く人ー?」
俺の声に1番に反応したのは、
中田「俺も久しぶりに行こーか笑」
中島「翔さん、来てくれると安心ですわ!笑」
続いて、
山田「俺も行っていいすか?」
中田「おーー!お前も行くの久しぶりやろ?」
山田「そうっすね!」
そんな感じで、だんだんと人が集まってきた。
坂本「あ、じゃあ、俺も行くわ!」
山田「坂本さん、来るんすか?」
坂本「お前、言うよーなったな!笑」
山田「だって、坂本さんが来たら、女の子みんな持っていっちゃうんすもん!」
うーん、それは、言えてる。
何て、思いつつ、ここまで人数が揃えば、合コンになるなーと思った俺は、
中島「あと、1人いたら嬉しいんだけど…。」
と声をかける。
が、今日は生憎誰も予定が空いていないようだ。
まぁ、急だし仕方ないかと思っていると…
中田「翔平ー!!お前、空いてるやろ!」
大谷「え、あ、まぁ、空いてますけど、僕はそういうの行かな…」
中島「おーー!翔平が来てくれると嬉しいなー!途中で抜けてもいいからさ!」
俺は、翔平の言葉に被せて、半ば無理矢理押し切って、翔平を連れていくことに成功した。