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第3章 未来・・・





あの日、あたしは、亮の会社に行くことはなかった



会社に戻り自分の仕事を片づけた




忠義くんに会いたくなって、連絡し会いに行った




忠義くんの家に行って、ご飯を作って待った




「ただいまー・・・」


その声を聞いて、玄関に向かって抱き付いた




大倉「どうしたん?」


『おかえり・・・めっちゃ会いたくなって』


大倉「おん・・・お疲れ様。ありがとう。」


『ううん・・・なんかめっちゃ不安なって・・・』


大倉「そっか。仕事辞める?贅沢出来ひんけど、なんとか・・・」


『ううん。いける。ありがとう。ご飯、食べよう』





仕事・・・辞めたいわけちゃうねん



あたしは、忠義くんが好きって再確認したかっただけ






一緒にご飯を食べて、そのまま忠義くんちに泊まった




翌朝・・・



大倉「おはよう・・・」


『おはよう。チューして?』




朝からチューして、忠義くんに抱きしめられ

仕事に行った






あたしは、忠義くんと結婚する!!



何回も自分に言い聞かせた






その日、仕事してたら亮がうちの会社に来た



先輩「あ、錦戸くん。来たで。会議室で待ってるわ」


『わかりました。』





大丈夫。




大丈夫。





そう唱えながら会議室に入った




『こんにちは。昨日は、すみませんでした』


亮「おん。あ、資料ありがとう。俺も、調べてみたから見てみて」


『ありがとうございます。』


亮「ごめん。昨日・・・俺・・・」


『もういいです。気にしてないですから』


亮「普通にしてくれへん?同級生として・・・」


『わかった。』



あたしは、資料に目を向けたまま返事をした



亮「あ、・・・ここ、これじゃない?」


『あ、ほんまや!!り・・・錦戸さん。じゃー訂正してくれる?』


亮「もう・・・亮って呼んでくれへんねや・・・」


『えっと・・・』


亮「仕事終わってから30分でいいから時間くれへん?」


『・・・』


亮「駅前のファミレスで待ってるから・・・。あ、これで、いい?あ、こうした方がいいか・・・」





迷った。



それが、正直な気持ちやった








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