第3章 未来・・・
数年ぶりに亮に会った
あたしには、結婚を約束した忠義くんもいてる
それやのに・・・
亮のことばっか考えてまう
あかんやん・・・
そう思いながら、翌日も会社に行った
会社に着くなり先輩に呼ばれた
先輩「。恒例の新人が企画するやつ。に決まったで」
『え?』
先輩「この前の錦戸くんって子。友達なんやろ?〇〇社のやつより2人でいい企画出してな!!」
『え・・・』
先輩「え?錦戸くん言うてたで。高校の時仲良かったって」
『いや・・・』
先輩「彼氏もうすぐ出来るかもなぁー。頑張りや」
うそ・・・
なんで、こんな時に
しかも、亮と・・・
目指してたとこちゃうかったのに・・・
数日後―
亮の会社に訪問し、打ち合わせ
亮「おう。どうしてる?最近」
『資料持って来ました。これとこれから調べてみませんか?』
亮「。やっぱ怒ってるでな。ほんまごめん。俺の勝手で」
『あとこれも・・・見て見て下さい。錦戸さんは、どんな感じが・・・』
亮「。やり直せへん?むっちゃ俺勝手やと思うで。でも、やっぱとやり直したいって思って・・・幸せに出来るぐらいのヤツになってから言おうと思ってんけどな・・・」
『あたし・・・結婚するねん。冬に。まだ会社とか言うてへんけど・・・』
亮「え・・・?」
『ごめんなさい。錦戸さん。資料目通したら連絡して下さい。ちょっと出て来ます・・・』
あたしは、耐えきれんくて会議室を出ようとした
亮「・・・」
亮は、あたしの腕をつかみ
自らの方を向けて、キスをして来た
あたしは、涙が溢れた
でも・・・
バシッ!!!!
亮に平手打ちして、部屋を出た
なんで今、そんなことするん・・・
アホ・・・