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【戦国BASARA】闇色夢綺譚 ※R18

第3章 ~ひらり、ひらりと久遠の破片~


【※thirty-second.】










昨夜の出来事は君と言う名の幻想?

それとも…

「…夢では、ない…」

隣を見ると気持ち良さそうに寝息を立て、ぐっすりと眠る君。一糸纏わぬ姿なのは昨夜の出来事を艶めかしく物語っていた。

彼女の白く透き通った素肌。それは僕を求めて淡い紅色に染まる。

美しく、艶やかに。

少女だと思っていたが、いつの間にか大人の女性になっていたのだなと感じた。

あの時は義務付けられた様に君を抱いた。

そうすれば、僕は…。

否…始めから僕は君に惹かれていたんだ。
君に逢う為に、君の世界に連れて行かれた。
そして、君と僕は重なった。

僕と、君は、表裏一体。

もう、離さない…。

誰にも、渡さない…。

僕の刻が、許す限りは、



僕だけのモノ…。


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