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AKB0048~夢を追いかける少女~

第1章 夢の始まり


社長室前─

─コンコン

「はい。どうぞ」

「亜理子です。失礼します。」

─ガチャリ

ドアを開けると椅子に座ったお父様が居た。

「お父様。ご用件は何でしょうか?」

一刻も練習に取り組みたかった私は、用件を聞いた。

「あぁ。実はな、00のオーディションが開かれるそうだ。」

うそ…!00のオーディションが…?

「!それは、本当のことでしょうか?」

00のオーディションは口からでまかせの事がある。

「これは本当の話だ。00から直々に連絡があってな。

『いつも、ご支援ありがとうございます。
この度はAKB0048、77期生オーディションを開催させていただきます。
つきましては、木野川財閥のご令嬢、亜理子様も、オーディションに招待させていただきます。
もちろん、厳正なる審査の上で決定させていただきます。オーディション参加、お待ちしております。』

と。」
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