第1章 夢の始まり
「お前はどうする?
受けるのか、受けないのか。」
「受けます!」
「やはり、そう言うと思った。では、オーディションのビデオを撮影しなさい。私が送っておいてやる。」
「はい。お父様ありがとうございます!」
「いや、気にするな。
絶対に合格できるようなビデオを撮るんだぞ。」
「はい!」
私は、テンションが高いまま社長室を出た。
そして、その足で射的場へ。
─ガチャリ
「お嬢様。お待ちしておりました。」
「ありがとう。では始めて下さい。」
そう、メイドに伝えると、私はメガネとハンドガンを持った。
─パァンッ
この部屋に、銃声が響き渡る。