第2章 忍足謙也
「めっちゃ、買い物できた!!ありがとう謙也くん!!」
「俺も楽しかったわ。ありがとうな!」
今、えぇ感じよなぁ…。
今なら行ける気がする!!!
「なぁ…「謙也くんってクリスマスやのになんで一人なん?」
遮られたーー。
その上質問が「クリスマスやのになんで一人なん?」やとは…。
「いや、俺はす、好きな人がおんねん…。」
「そうなんだぁー。なんで、クリスマスに誘わなかったの?」
「あー…。」
「どうしたの?」
「誘うことは、できたんやけど…。」
「えっ?断られたとか?」
「いや、そんなんでもないんやけど…。」
「どういうこと??」
今、告白するチャンスなん?全然、わからん…。
でも、今しかない、よな…。
「俺、のことが好きやねん!!」
初、告白…。めっちゃ緊張した…。
で、の反応は?えっ?無視?
「?」
「いや、嘘なんかなぁ思て。」
「ほんやわ!!俺が今までどんだけお前をみてきた「謙也くん、顔真っ赤だよ。」
「嘘?!」
めっちゃ恥ずかしい…。恥ずかしすぎて死ねる…。
「ま、謙也くんが嘘つくわけないか。ありがとう。」
なんや、そのめちゃめちゃかわえぇ笑顔///
俺もう、幸せや///