第77章 幼心
「ちゃんはいくつなの?ここは知ってる?良く来るの?」
「は何が好きだ?あ、このお兄ちゃん達の中で結婚するなら誰が良い?」
手を繋いで歩く国永と光忠がを質問攻めだ。
「…おい、やめろよ。」
「お前ら子供か。」
「伽羅ちゃん、幸いこのちゃんはまだ何も怖がってない。聞いていた方が、これからの役に立つ事もあるかもしれないじゃないか?」
役立つ?と、きょとんとしたが、一つづつ答えていく。
「5才だよ、年中さんなの。チューリップ組!えっと、ここって海の所?いつ来たのかな‥皆で一回だけ来た事ある。」
自己紹介が出来て偉いね、と光忠が頭を撫でる。
の知らないところで聞き出すのはどうなんだろうか…