• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第93章 白妙


「長谷部、うちの本丸へ来た時の事覚えてる?」

「まだ本丸の人数もそれ程多くなかった頃ですよね、戦場から加州達に連れ帰られた時の…」

「そう。あの時の長谷部ってさ、今じゃ想像もつかないくらいツンツンしてて、どことなく私も含めて本丸の子達を見下してる?みたいなとこがあったじゃない?」

う…そう、だったか?確かに他の者にも丸くなっただの人が変わっただの言われるが、そう思われる程だったとは気付かなかったな。

「私の事、主主って気にするくせになんか素っ気なくて、まんばちゃんや伽羅ちゃんに近い性格の子なのかなって思ってたの。でも違うんだよね、あの二人はツンデレを拗らせた感じだけど、長谷部のはこう…もっと違う感じでさ。」

前を歩いていた粟田口組から、最初に出た燭台切達と三条の組が目的地に着いたと伝言が来て、一時的に中断される。
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp