第92章 夜桜
「ふぃー後片付け終わりぃー!んじゃ、行きますか!」
「主さん、先に行ってるね!」
竹刀を片付けた二人がぶんぶんと手を振り、小走りで長曽祢さん達の後を追った。
さ、お次はどこだっけ?以外と皆上手くばらけてるみたいで見付からないものだよね。
粟田口の皆は全員居ただろ?三条の二人に獅子王君、源氏兄弟に鶯丸さん、来派と槍の二人に陸奥守さん、新撰組の皆…
「堀川君が山姥切君と山伏さんは呼んでくれるみたいだし‥あとは、石切丸さんと太刀の二人だろ、それに脇差の三人と小烏丸さん、今剣君かな?」
「そうだね、岩融に左文字の二人と不動君、たぬ、蜂須賀さんは遠征中だから帰り次第って感じかな。」
なるほどね、石切丸さんと青江君は祈祷場かな?取り敢えず行ってみよう。