第91章 毒入りスープ
KP『その小窓から中が覗けるし、目星も聞き耳も振れるけど、宗近さんは何をしますか?』
宗近『仔鶴は俺が扉に近付くとどんな反応をする?』
仔鶴『不安そうというか、怯えているというか…びくびくしてるな。』
宗近『あいわかった。では、とりあえず聞き耳をしてから覗いてみるぞ。………失敗だな。清光も振ってみてくれないか?』
清光『いーよ。中は覗かないけど、聞き耳はするね。…よし!成功。どんな音がするのかな?』
KP『聞き耳に成功した清光さんには、部屋の中から荒い息遣いと、重たい何かがずるずると這う様な音がする事に気付きます。』
清光『うわぁ…「宗近さん、この部屋、絶対何か居るよ。這ってる様な引き摺る様な変な音がするもん!」』
「「怖いですね…僕なら見られません。」」
「「中に、何が居るんでしょうか?」」