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うちの本丸【刀剣乱舞】

第88章 四月一日


「もっと照れまくって面白い長谷部が見られると思ったのになぁ‥無駄に冷えただけだったぜ。」

「勘弁してよ。僕は肝が冷えたし潰れるかと思った。可愛い主ちゃんが見られるかもって言うから、話に乗ったのに!」

「え…え?何??今の嘘だったの?というか、鶴丸達いつから外に居たの‥」

小言を言いながら部屋へと戻り、机に頭を乗せた鶴丸が主に朝食をねだり始めた。

どうせこんな事だろうとは思っていたが、主には種明かししないといけないな。このまま勘違いされていては困るんだ。

「おい、半日は俺に貸すんじゃなかったのか?」

「む?はんひひかふが、かんほひないほはいっへないはろ。もぐもぐ…」

この里芋美味いな、もう一口!と、口を開けたところを手で遮る。

「俺も種明かしをしないといけないからな、その時は関与するなよ?」

はいはい、邪魔して悪かったな!と言いつつ主に給仕され喜んでいるこいつを睨んだ。
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