• テキストサイズ

うちの本丸【刀剣乱舞】

第88章 四月一日


「燭台切の旦那は鶴丸の旦那みたいにやらないのかい?」

「僕が?…ああ、僕は主ちゃんには嘘がつけないんだ。いつだって本音で話していたいからね!」

隣で洗い物をする主が、流石伊達男は言う事が違いますね、と感心した様に頷く。

「一兄は?」

「私ですか?そうですね、私は昨日の様に心から笑っている主殿をお慕いしていますので、いくら虚言を認められた日だと言われても、騙すなど出来ませんよ。ね、大倶利伽羅殿?」

「………そうだな、思いもしなかった。‥あんたはどうなんだ?」

ソファーに寝転がり、漫画を読んでいた薬研が起き上がって続ける。

「ま、普通は好きな奴には嘘はつかねーよ!」

ははは、と豪快に笑い、わざとらしく鶴丸を見た。
/ 1549ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp