第85章 暦
「さて、朝食も終わったし今日はどうしようか?私は本丸や政府に連絡を取るから部屋に籠るよ。」
洗った皿を手渡すと、きゅっと拭きながら、ソファーに座って茶を飲む奴等に話し掛ける。
「僕と長谷部君は、さっき頼まれた通り買い出しだよね?」
「うん、二人ともお願いね。」
「はい、主命とあらば。」
で、伽羅ちゃんは私と居てもらうし‥あ、鶴丸もね?と、国永に手を振る。
「あぁ、解った。そんじゃ一期と薬研はどうすんだ?」
「そうですね…どうしましょう?薬研はしたい事はあるかな?」
「そうだな、俺は極になった奴等に何か贈りたいと思ってるんだが…良いか、大将?」
「良いね!今日また修行へ行ってもらう子も居るし、薬研と小夜ちゃんと今剣ちゃん、それから新しく極になってもらう二人の五人分、何か選んできて?」