第29章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
紫原「あれぇ?みどちん、そのハサミ貸してよー?」
緑間君ははぁっと溜め息吐いて横を向く
緑間「断るのだよ」
紫原「えぇー?黒ちん持ってるー?」
黒子「持ってないです」
『あっ……ありますよ?』
私は鞄からポーチを出してハサミを渡す
紫原「ありがとー」
降旗「(普通に話してる、けど何か空気重!)」
にしても遅いな、赤司君
黄瀬「つーか、呼び出した本人がラストってどんなんスか?」
緑間「いちいち目くじらを立てるな、アイツはそういう奴なのだよ」
紫原君はお菓子を食べてる
青峰「はぁー……たく……」
赤司「すまない、待たせたね」
この声は……!