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【 ハイキュー !!】~空のカタチ~

第26章 交差する想い


武「それは心配いらないでしょう。なかなかいませんよ?困っている外国の方にスムーズに話しかけられるなんて。さ、お願いします、城戸さん」

先生に促され、外国の男の人に向き直り案内を申し出てみる。

『I wouldn't mind taking you there if you want 』
(もし良かったら、案内します)

そう告げるとその人は、とても嬉しそうな顔を見せた後に、しゃがんで私の顔を覗いた。

「Thank you.But does not it there is a use of you? 」
(ありがとう。でも、君も用があるんじゃないのかい?)

『Because I only go for a walk』
(私はお散歩に行くだけですから)

そう答えて、ニコリと笑う。

「Why should I Kurere tell me the directions」
(それなら、行き方を教えてくれればいいから)

『OK.Please use the elevator to go to the 4th floor.There are pediatric ward.Please visit the doctor that Kido at the reception
(分かりました。この先のエレベーターに乗って4階に行って下さい。そこが小児科病棟なので、受付で城戸という医師を訪ねて下さい)

「Oh!Thank you!! Thanks to a small angel!」
(ありがとう!小さな天使に感謝します!)

そう言って軽く私にハグをしながら頬に口付けて、ニコニコしながら歩いて行った。

武「何だかとても喜んで行ってしまいましたが・・・」

ポカンとしながら武田先生が呟いた。

『そう・・・ですね。でも、私は道順を教えただけなんですけど。行き方だけでいいって言っていたので、それを教えて・・・後は桜太にぃに丸投げしました』

武「と、言いますと?」

『凄く簡単に言えば、エレベーターで4階の小児科病棟に行ったら、城戸と言う医師を訪ねて下さい・・・とだけ。とりあえず桜太にぃが来れば、後は何とかしてくれますから』

ん~・・・と軽く伸びをして、会話が通じてよかったと武田先生に笑いかけた。

武「確かに・・・和泉先生が執着するはずですね・・・」


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