【マギ】 ジャーファル、あなたのために。~亡国の姫~
第16章 能力を知りました。
セリシアside
「へー。じゃあジャーファルさん、今は部屋で寝てるわけ?」
「はい。一応人に見張らせてますし。部屋からは絶対出れません。」
「はー。」
今は剣術のけいこ中。
シャルルカンさんにジャーファルさんの様子を伝えてみた。
「久しぶりだな、あの人が風邪って。ふーん・・・。」
「・・・もしかして、酒飲みに行けるとか考えました?」
「・・・良いだろ、少しくらい!言いつけんなよ?言ったらこれ以上ないくらいしごいてやる。」
こええよ、そっちの方が!
「・・・。」
「・・・。」
まあ、言いつけたらあの人すぐにかっとなって体温あげるだろうから言わないけど。
言って状況悪化って、話にならないよ・・・。
しごかれんのもちょっとやだしな…。