第2章 CHAPTER.0
ミオ「このマモノがボスみたい!
ここまでに出たマモノよりも強力な攻撃を仕掛けてくるよ!
残り体力に注意して慎重に戦ってね!」
シオン「・・・だってさ。
まあ、楽しみつつも負けないように・・・やるよっ」
段々とマモノとの戦い方に慣れ始めてきてるのが自分でも解る。
特に、リョウとセツナと一緒に戦うって言うのがやりやすい。
バッ!
エンカウントして、STAGE2のボスとのバトルが始まった。
・・・ヘルクラウド、と言う名前らしい。
直訳すると地獄の雲か。
空中に浮いてる敵だし、リョウの銃が効果的かもしれない。
シオン「・・・リョウ、スキルのエイミングショット使ってみて」
リョウ「エイミングショットだね、オッケー!」
シオン「セツナ、足止めするよ」
セツナ「了解」
私とセツナがヘルクラウドに互いに攻撃し、空中でふらついた隙にリョウがエイミングショットを放つ。
リョウ「はぁ・・・っ、この辺かっ!」
ズダンッ!
・・・シュンッ
1人一撃ずつくわえて、なんともあっさり終わってしまったボスバトル。
中でもリョウは自分で仕留められた事が嬉しかったらしく、楽しそうに口笛を吹いている。
セツナもセツナで、「的確な指示だったな。それに・・・マモノの特徴をよく見ているようだし、さすがはリーダーだ」と言ってくれた。
・・・・・・このチーム、ハイスコアも夢じゃない気がしてきた。
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???「ん、このコたち・・・セーフモードでこの数値!?
さっそくボスの第6感が当たったってワケ・・・?
ふ〜ん・・・それじゃ、リミッターを解除するわよ。ガッカリさせないでね!」
一方その頃。
そんな私達とSTAGE2のボスとのバトルを画面越しに見ていた誰かが、期待しているような面白がってるように言って手元の機械を操作していた。
そんな事は露知らず、私達はSTAGE2の奥へと進んで行った。