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鍵の歯車【7竜】

第2章 CHAPTER.0


そしてあっと言う間にSTAGE2。


ちょいちょい軽ダメージを受けたけど、道中で宝箱から入手した体力回復アイテムのメディスIを使ったりしながら進んだ。

中でも一番助かるのがステータスの確認ポップアップだ。
いつでも確認出来るらしく、体力はLF(LIFEの略)で魔力はMN(MANAの略)で青いゲージとピンクのゲージにして表示されている。
このLFが全部無くなってしまうと、いわゆるゲームオーバーと言う事なんだろう。
その2つあるゲージの下に表示されている、濃いめのピンクのゲージが経験値なんだと思う。EXPって書いてるし、バトルで勝つごとに増えていっぱいになれば体力と魔力が全回復するし。

まあ、さすがにレベルまでは表示してくれないらしい。
それでも体力と魔力の残量がすぐ解るから大助かりだ。




リョウ「おっ、キュアポイント!」

シオン「体力とかは減ってないけど、一応触れて・・・ってリョウ。なにキュアポイントって」

リョウ「ん?
だってこの緑の光に触ったら体力と魔力全回復してくれて、ターミナルの方にオレらのその時の状態とか状況を記録してくれるんだろ?
だから、緑の光はキュアポイント。青い光はセーブポイント!」

セツナ「・・・なるほど。
ただ緑の光や青い光と言うのも味気が無いし、これからそう呼んだ方がわかりやすいかもな」

シオン「んー・・・確かに、その方がいかにもゲームらしくて良いかもね。
そんじゃ、これから緑の光はキュアポイント。青い光はセーブポイントって呼ぼっか」

ミオ「ふふ・・・了解!
それじゃあ、一旦キュアポイントで回復して記録もしてからこのまま先に進もう」




自分のアイディアが採用されたのが嬉しかったのか、リョウは「やりぃっ!」とテンションを高めた。


回復と記録も終わり、私達はまた進み始めた。

すると少し開けた場所に出る。
その中央には白い雲みたいな身体に凶暴そうな牙を生やして二つの赤い炎っぽい目をしたマモノがスタンバって居る。


・・・今までエンカウントしてきたのが雑魚のマモノだとすると、バトルに入っていないのにフィールド上に出てるって事は・・・強いのかな?

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