第2章 CHAPTER.0
受付の女性「チケットをお預かりします・・・。
ようこそ、セブンスエンカウントへ!
それではプレイ前のご注意をご案内開始させていただきますね。
セブンスエンカウントは1チーム最大3人のバトルメンバーと1人のナビ、計4人でお楽しみいただけます。
バトルメンバーの追加登録はこちらのターミナルにて行えますのでぜひ、ご利用ください」
シオン「計、4人・・・?
バトルメンバー1人とナビ1人じゃ出来ないんですか?」
受付の女性「マモノとのバトルは大変危険です。
ターミナルで3人パーティを編成してから、挑戦する事をおススメします」
だそうだ。
さっきの熟練っぽい男もそう言ってたし、セブンスエンカウントは今までのどんなゲームよりも危険度は高いようだ。
ミオ「3人、か・・・。
どうしよう・・・。私ひとりで来たから友達を誘うにも誘えないし・・・。
シオンは誰か・・・居る?」
シオン「んー・・・私もミオと同じ。
どうしよっか、誰か一緒に組んでくれる人がこの施設の中に居れば良いけど・・・」
???「困ってるみたいだね。
オレで良かったら話聞くよ〜?」
ミオ「!
わ、わゎっ・・・えっと・・・?」
シオン「・・・誰?」
はて困ったな、と2人で困っているとそこに誰かが声をかけてきた。
それはどうやら深い青緑の髪と瞳が紫の肌が褐色の青年で、ミオと私の間にいつの間にやら現れていた。
褐色肌の青年「おっと驚かせちゃった?
ごめんごめん、オレは代乃葵零(シロノギリョウ)。気軽にリョウとか音読みしてゼロって読んでね〜」
・・・どこか、チャラいこの青年はリョウと言うらしい。
いやどこかって言うか、ヘラヘラした感じがチャラい。
リョウが名乗った事だし、私達も自己紹介をした。
そして私達がセブンスエンカウントをプレイする為のバトルメンバーを探している事を伝えた。