第2章 オセロ scene2
ぐいっと手首を持たれて、マットレスに押し付けられた。
「あ…明日しごと…」
「そんなの関係ねー」
ゆっくりと潤の顔が近づいてきた。
そのまま俺の唇を貪ると、ニヤリと笑って身体を離した。
「え…?潤…?」
「今度は俺の番な?」
嫌な予感しかしねえ…
咄嗟に身体を起こしてベッドから飛び降りようとしたら、腕を掴まれた。
カシャっと金属音がした。
「えっ…!?」
「つーかまえた」
嬉しそうに言う潤の手には手錠が握られてた。
「俺、縛りはできないけど…手錠なら拘束できるもんな?」
そういって俺の両手を掴んで、喜々として手錠をはめてしまった。
「あ…へ…?」
俺をそのままベッドに押し倒して、両手を上げると、手錠に綿ロープをくくって、ベッドヘッドに結びつけてしまった。
「なにすんだよっ!?」
「おまえがいけないんだろ…」
「はあっ!?」
「あんなかわいいこと言い続けるから、おまえが悪い」
か、かわいいって…
おまえのがよっぽどかわいかったじゃねえかっ…
「世界一…かわいかったじゃねえかよ…」
「へっ!?」
「雅紀は世界一かわいいって言ったんだよ」
「お…俺が?かわいい?」