第2章 オセロ scene2
え?みんな、わかってたってこと…?
あんな必死で隠してたのに…
潤の顔を見たら、当然って顔してふんぞりかえってる。
ああ~…そうだった…
こいつってこういうやつだったよな…
がっくりしてたら、潤が俺の方に歩いてきて、手を握った。
「行くぞ」
「うん…」
もう脱力して何も言えなかった。
こんな形でみんなにカミングアウトするとは…
「じゃ、じゃあ…ぐふっ…おつかれ…」
「おつかれ~ふふ…」
「気をつけてな…雅紀…ぐふっ…」
何を気をつけんだよ…もう…
「じゃあね…おつかれ、みんな…」
もう脱力しすぎて漢字で喋れねえよ…
楽屋を出ても潤は手を離してくれなくて。
まあもう、いいや…
そのまま事務所の車に二人で乗り込むと、潤は俺の肩に頭を載せた。
「ごめん…」
「ん…いいよ、潤…」
がしがしと頭を撫でてやると、潤はふうっと息を吐き出した。
「なんか…あいつら最近気づいたみたいで…ごめん」
「いいって。いずれはわかることだったし…」
子供みたいに口を尖らせてる。
超かわいい…
「もー…リーダーとあんまり近付くなよ…」
「わかった」
「ニノもだめだからな?」
「わかった…」
ほんと、どこまでこいつかわいいんだよ…
たまんねぇ…