第2章 オセロ scene2
ベッドから降りようとすると、潤が後ろから抱きしめてきた。
「あ?なんだよ…」
「だって雅紀があんなことするから…」
発情したらしい。
「おまえなあ…昨日の夜あんだけ…」
「昨日の夜は昨日の夜…ねえ…?」
半開きにした唇から、赤い舌が出てくる。
その舌は俺の首筋をべろりと舐めた。
「俺、雅紀が欲しいな…」
低い声で囁く。
しまった…どSスイッチ入った…!
「だあめだって!おまえ、昨日何回掘ったんだよ!」
「雅紀だって…!俺が中でイけるようなったからって、何回も何回も…!」
「しょおがねえだろ…気持ちいいんだから…おまえの身体えろいんだよっ…!」
「雅紀の身体だって、エロいじゃん!なんだよ…初めての時からヨガってたくせに…」
どすっと腹にワンパン食らった。
「う!?」
腹を押さえてベッドに蹲ってしまう。
「なあ…男は経験ないって言ってたけど…ホントはあるんじゃねえの?」
「ばか…何言ってんだよ…」
「俺が初めての男なの?」
「決まってんだろ…!俺はストレートだったんだぞ…!」
ああ…もしかして、潤の野郎…
今日の俺をいたぶるネタなんだな?
初めての男なのわかってるくせに…!