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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第7章 グレイ scene5


「ちょっ…おまえ、何してんだよ!」
「離してよっ…」

水しぶきが衣装に掛かるけど、構ってられなかった。

「落ち着けよ!潤…もうスタジオ入る時間だぞ!?」
「離してっ…離してっ…相葉さんっ」

ボロボロ泣きながら潤は床に崩れ落ちた。

「…立てよ…」

ジャケットを脱ぐと、潤の頭から被せた。
そのまま手を引いて廊下に出た。

前室に入ると、ニノを目で呼んだ。

「なに…どうしたの…?」

ニノは潤を見て言葉を飲んだ。

「わりい…ちょっとメイクさん呼んできてくんね?」
「わかった」

すぐにスタジオに駆けていった。
リーダーと翔ちゃんがこっちを見てたけど、とりあえず手で制して、前室の横にある倉庫に潤を入れた。

適当な箱馬の上に座らせると、入り口でニノを待った。

「相葉さん、どこ?」

暫くすると掛けてくる足音とニノの声が聞こえた。

「こっち。倉庫」

すぐに姿を見せたニノは後ろにいるメイクさんに頷いた。

メイクさんは俺を見ると、困惑した顔をした。

「すんません…潤のメイク、急いでやり直してもらっていい?」
「どうしたんですか…?」
「泣いちゃって…自分で顔、洗っちゃった」
「…わかりました」

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