第1章 ラピスラズリ
「今日さ…相葉さんと翔ちゃんと仕事だったんだけど…言われちゃった…」
「え?なんて?」
「あんたら、つきあってんの?って…」
「えっ…」
翔ちゃんはともかく、雅紀はにぶい方で…そういうのわからないだろうって油断してた…
「名前呼びでバレた」
「え?」
「付き合う前…いつだったかな…あなた潤のこと”松潤”って呼んでたのに、いきなり”潤”呼びになったらしいのね…?」
「あっ…」
そういえば…そうかもしれない…
「それから、この前のコンサートから、急に潤があなたのこと”智”って呼び始めるし、俺も潤のこと”潤”呼びし始めるし…俺たち、すっごい分かりやすかったみたい…」
「ええ~…」
「必死に隠してたの馬鹿みたいだったね…」
「だね…翔ちゃんはともかく、雅紀にバレてるなんて…」
「一番はね…あなたが俺のこと”和也”って呼んだので、ピンときたんだって…」
「えっ…」
くすっと和也は笑うと、俺のことぎゅうって抱きしめた。
「”おめでとう”だってさ」
「え?」
「祝福してくれるみたいだよ?あの人たち」
うっそ…まじか
ぎゅっと和也に抱きつくと、なんだかしあわせが喉から出てきそうだった。
そのくらい、嬉しいなって…なんか思ったんだ…