第1章 ラピスラズリ
それから約一週間…
「ただいまー!」
今日は、俺の誕生日。
「おかえり、智」
潤がキッチンから出てきて、俺を抱きしめてくれる。
「和也は?」
「まだ…ね、ただいまのちゅーは?」
「んー」
唇を突き出すと、潤のぽってりとした唇が柔らかく重なる。
「ん…」
潤の大きな手が、俺の後ろ頭を包んで…
優しく、優しくキスしてくれる。
「潤…」
「ん?」
「好き…」
「ふふ…俺も、好きだよ」
ぎゅっと抱きしめあってたら、お鍋が吹く音がした。
「やべ…煮物作ってたんだ」
潤は慌ててキッチンに戻っていった。
「智ー風呂はいってきなよー」
「うん、わかったー」
あれから、俺達は潤の家になんとなく集まるようになって…
これって同棲だよねえ…?
毎日一緒にいる。
潤の家の風呂は広くて。
3人で入ってもまだ余裕。
でも今日は一人…
寂しいななんて思ってたら、ニノが入ってきた。
「あ。おかえり!和也!」
「ただいま…大野さん」
湯船に浸かる俺に合わせてかがむと、ちゅっとただいまのちゅーをくれた。
そのままお湯を浴びると、隣に入ってきた。
「ふう…」
「ん?どうかしたの?」