第1章 ラピスラズリ
「ほら、ニノ…ちゃんと歩いて…」
ホテルに着いたら、ニノを抱えて歩く。
松潤も一緒に抱えてくれるから、そんなに苦にならなかった。
「らいじょーぶらってえ…」
マネージャー達も苦笑いしながら後をついてくる。
ニノをおんぶしてくれるってマネはいうんだけど、なぜかニノが嫌がるから俺と松潤で抱えてるのだ。
「ニノの部屋の鍵開けて」
「はい」
マネがカードキーを挿して、部屋の鍵は開いた。
「あ、じゃあ俺の部屋の鍵もちょうだい。ニノ寝かせたらそのまま行くから」
俺がそういうとマネは俺にカギを渡してくれた。
「あ、じゃあ俺も…」
松潤もポケットにカギを入れてもらった。
俺たちのマネ3人が去っていくと、ニノの部屋に入った。
「ほら、ベッドそこだから…歩いてよ…」
「うにゃ…」
なんとかベッドにニノを寝かせると、水が飲みたいと言い出す。
「おーのさぁん…みじゅ…」
「わあったよ…」
備え付けの冷蔵庫を開けて水を取ってやると、うまそうに水を飲む。
両手でボトルを持って、なんかの小動物みたいだった。
松潤はそんなニノを後ろから抱えて笑ってる。
「ゆっくり飲むんだぞ?」
「うん…」
こくこくとおいしそうに水を飲むと、満足した笑みをこぼした。