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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第7章 グレイ scene5


「”eat me!”」
「むふ…」

智くんとニノは俺の顔を見てニンマリした。
雅紀も箱を閉じながらにやにやしてる。

「そりゃあ…食べないと悪いよな?」

4人の意思が一致した。

「今日は潤の日だな」

最近の俺達の流行り。
誰か一人を、徹底的に可愛がる。

それはランダムで、大抵ニノか智くんが可愛がられてたけど、今日は潤に決まった。

晩飯の準備もしないで、皆で潤の部屋に向かった。
雅紀はケーキの箱を持っている。

トントンとノックすると、潤が部屋から顔を出した。

「あれ?もうできたの?」
「ううん。でも食事しにきた」
「は?」

潤の身体を押しながら皆で部屋に入った。

「ちょ、ちょっと!」

皆で潤をベッドに寝かすと、雅紀は潤のお腹の上に箱を置いた。

「なんて卑猥なケーキ買ってくるんだよ」
「は、はあ?」
「そんなメッセージ込められちゃ、俺たち張り切らざるをえないよね!翔ちゃん!」
「ほんと、潤くんは素直で可愛いですねえ…」
「ズン!おまえ、かわいいにゃ!」

口の回っていないおじさんが若干一名居たけど、誰もつっこまなかった。

「な、なんのことだよお…?」

怯えた目で俺たちを見回す潤の腹の上の箱を開けた。
チョコレートプレートを指で摘むと、潤に見えるようにピラピラさせた。

「あ…」
「もしかして気づいてなかった?」
「う…うん…可愛いなって思ってすぐ買ったから、プレートまで読んでなかった…」

ひくっと笑うと、潤は俺を見上げた。

「…もしかして、今日、俺…?」
「正解」

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