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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第7章 グレイ scene5


「感染ったら治るって言うだろ?」
「やだ…!雅紀は喉弱いんだから、だめっ!」

それでも…キス、したいんだよなあ…

「だって…潤に触りたいんだもん…」
「もう…バカなんだから…」

ぎゅうっと潤の腕に力が入る。

やっぱり発熱してるからか、身体がいつもよりも熱い。

「さ、ベッド、戻ろうか」

手を引いて立ち上がらせると、潤は名残惜しそうな顔をした。

「ん?」
「…なんでもない…」

ちょっと口を尖らせて俯いてしまう。

「心配しなくても、今日は一晩中だっこの刑だぞ?」
「え?」
「風邪ひいたんだから、おしおきな?」
「だ、だめだよ…雅紀に感染るって…」
「だってさ、身体温めたほうが早く治るっていうよ?」
「う…」

黙ってしまった潤の手を引いて、寝室に入った。

「後片付けしてくるから、先に寝てな?」

また布団に入れて、潤を寝かすとしぶしぶながら頷いた。
きっと何言っても今日は別々で寝ないってわかってる。

「いいこに寝てるんだぞ」
「もお…子供じゃないんだから…」

でもそうやってほっぺたを膨らましてると、子供だぞ?

「もっ…もお!笑わないでよ…!」

潤はそんな自分がわかってるのか、恥ずかしそうに布団の中に入ってしまった。

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