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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第7章 グレイ scene5


「潤、ほら…」

スモークサーモンを俺の口に無理やり押し込むと、いたずらっぽく笑う。

「ちょ、俺のタイミングで食べるから…」
「いいからホラ、これも食え」
「むが…」

指で直接掴んで俺の口に無理やりねじ込んでくる。

「やめろよお…」

床に敷いたラグの上、俺達の距離は近い。
いつからこんな近くに居るようになったのか…

「俺も食わせてやるっ」

指でスモークサーモンを掴むと、大野さんの口に無理やり押し込んだ。

「んーっ…」

無理やり指をねじ込んでると、大野さんが床にどたんとひっくり返った。
それでもなお俺は、指を口の中にねじ込んだ。

「やーっ…やめろおっ…」
「おらおら、俺の指も味わえ!」

馬乗りになって無理やり指をねじ込んでると、指先に大野さんの舌が当たった。

「ふ…ぁ…やめて…?」

ちょっと涙目になりながら俺を見上げる目…
動きを止めると、その瞳が緩んだ。

緩んだかと思うと、大野さんの口の中に入った指に舌が絡んだ。

ねっとりと指先を包むように舐められる。

そくそくと湧き上がってくる…

押さえ込んでた感情。


少しくらい…いいよね…?


ゆっくりと指を、引き抜いた。
名残惜しそうにする唇に、もう一度押し付けるとまた口内へ指をねじ込む。

それを繰り返している間、俺はじっと大野さんの目を見つめていた。

その目は、緩んだまま…無心で俺を見上げていた。

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