• テキストサイズ

カラフルⅣ【気象系BL小説】

第6章 ショコラ scene4


夢を、見た―――


あの頃の夢…

まだ友人に米粒と呼ばれていたジュニア時代。

ごちゃごちゃたくさん、小さいのが居て…
その中でも、潤はとびきり目立っていた。

真面目で融通がきかなくて、気が強い。
小さな身体で、よく上の先輩にも突っかかっていたなあ…

でもなぜか俺に懐いて。

翔くん、翔くんとニコニコしながら俺のすること真似ばっかりして…

合宿所で皆でゲームして遊んでても、あいつは負けず嫌いで。
時々マジ怒りしては、皆を困らせていた。

そんな時よく、げんこつしたなあ…

今じゃ、考えらんないよな。

俺のほうが怒られることだってあるんだから。

立派な、いい男になったよ…



部屋の隅で、膝を抱えて座ってる。
頭を膝に埋めて、ぎゅっと硬く丸くなってる。


どうしたんだよ?
なんでそんなとこに居るんだよ


小さな小さな身体を震わせて、泣いている






必要じゃない…


え?


僕は、必要とされていない…


なんで?誰がそんなこと言ったんだよ


僕はいらない


そんなことないって


僕なんか…消えてなくなっても…


何言ってんだよ!






誰も、悲しまないんだ…






/ 1000ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp