第1章 ラピスラズリ
「聞けよ!リーダー」
また立ち上がろうとした俺を、潤が全力で押さえつける。
「なんだよ!よかったな!もう俺にはそれしか言えねえよ!離せよっ…」
「聞けって…!」
潤が俺の事床に押し倒して…
俺を見下ろした。
「…なんだよ…?」
じっと睨みつけてると、ニノも俺の事見下ろしてきた。
「俺のライン、読んで…?」
ニノはスマホを取り出すと、何やら操作して俺に見せてきた。
俺とニノだけのトークルームが表示されてた。
「…え…?」
「ほんとは…これが一番言いたかったことで…ね?潤くん」
「ああ…俺たち二人からのメッセージ、ちゃんと読んでくれたらこんなにこじれなくて済んだのに…」
”大野さん、俺たち…”
「嘘だろ…」
”あの夜が忘れられないんだ”
「嘘じゃないよ…ねえ、大野さんもそうなんじゃないの…?」
”だから…俺たち…”
「だから、こんなにリーダー怒ってるんじゃねえの…?違う?」
”3人で付き合わない?”
「ちが…わない…」
「リーダー…」
「大野さんっ…」
がばっとニノが俺に抱きついてきた。
「俺…ごめんっ…俺が暴走しちゃったから…」
「いや…ニノ…俺こそ…ごめん…」