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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第1章 ラピスラズリ


「んー…?…大野さん、とか?」

思わず顔をあげたら、ニノは目の周りを真っ赤にしてこっちを見てた。

「おっ…俺!?」

するとニノはぷいっとあっちを向いてしまった。

「早く取ってよ」

言っておくが、挟まっているのはニノのTシャツであってだな…

しょうがないから、がっちりと挟まったTシャツを取ってやろうとしたけど、中々取れなかった。

『そこ!なにやってんだよ!大宮SK!』

潤のいらだった声が聞こえたけど、取れないものは取れない。

「ちょっと待って!ニノの服が挟まって取れない」
『んなの脱いでしまえっ』

スタジオが笑いに包まれた。

「嫌ですよ!風邪ひいちゃったらどうすんだよ!」
『しゃあねえなあ…』

ゴトンっとマイクを置く音が響いたかと思ったら、潤が隅のほうへ行って何かをもってこっちに歩いてきた。

「ほら、俺の着替え。これ着てろよ。Tシャツは後で取ってやるから」
「えっ…だって、潤くんのでしょ?」
「いいから…俺、汗かいてねえから」

ぐいっと潤はニノの腕を掴んだ。

「脱がせてやろうか?」

小さな声で、潤はニノの耳元で言った。

その瞬間のニノの顔は…

みたことないくらい真っ赤だった。

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