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カラフルⅣ【気象系BL小説】

第1章 ラピスラズリ


「何?もうスタジオ入る?」

ニノがなんとか声をかけると、松潤はやっと再起動した。

「あ、うん。そろそろ入ってもらえる?」

そういってソファの横においてた鞄を持った。
でも、そのまま松潤はまた止まってしまった。

「松潤…?」

俺は松潤とは反対側においてある荷物を取ろうとしていた。

「どうした?」

松潤は上目遣いで俺を見た。

「リーダー…」

突然、松潤が俺の腕を引き寄せた。

「えっ…」

俺は勢いよく松潤の胸に倒れこんだ。

「松潤…?」

何も言わず、松潤は俺を抱きしめた。
さっきよりも強く、松潤の香水が匂ってきた。

「ごめん…」

松潤はそのまま俺を離して部屋を飛び出していった。

後に残された俺は、思わずニノを見た。
ニノも呆然とした顔をしていた。

どう、捉えていいかわからなかった。
しばらく立ち尽くした。
でも、考えてもわからなくて…

手に取った荷物からジャージを引っ張り出して着替えた。
ニノも向かいのソファでもそもそと着替えを始めた。

ジャージを着終わると、ニノが立ち上がった。

「いこうか…大野さん」
「うん…」

差し出された手を、握った。
ぎゅっと痛いくらいの力が入って…


なんだか真剣な目で、ニノが俺のこと見てた。

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