第1章 ラピスラズリ
「おはよー」
今日はリハーサルスタジオで一日缶詰の日。
最終的なものを決めてしまおうってことで。
翔ちゃんと相葉ちゃんは別で現場があるから、それが終わってから入ることになってる。
俺と松潤とニノだけが控室に集まってた。
「はよ、リーダー」
「おはよ、松潤」
「大野さんおはよー」
「おはよ、ニノ」
すでに松潤とニノは控室に入ってた。
ソファに向かい合って座りながら、無言だった。
まあこれはいつものことで…
別にこの前のことがあったからじゃない。
どっちの隣に座ろうか迷ってたら、松潤が少し身体をずらしてスペースを空けてくれた。
「座れば?」
「あ…ありがと…」
別にソファじゃなくても椅子とかあるから、そこに座る必要もなかったんだけど、空けてくれたから座ることにした。
荷物を床に放り出して、そっと松潤の隣に腰かけた。
松潤はなんか書類を見てる。
ニノは相変わらずゲームしてて。
ゲーム機を触る音が控室に少し響いた。
マネージャーやスタッフさんが入れ替わり立ち替わり部屋を出たり入ったりしてる。
俺たちだけじゃないから、気まずくなることはなかったから、なんだか安心して。
俺はちょっとだけうたたねしてしまった。