第1章 ラピスラズリ
札幌からかえって、すぐに日常に戻った。
修正点はいくつかあったから、またリハーサルスタジオに松潤は籠ってて。
仕事の合間に俺たちはスタジオに集まって、修正点を周知していった。
あの次の日のライブじゃ、なんとか平静を装っていたけど、俺たち3人がぎくしゃくしてるのを翔ちゃんと相葉ちゃんは怪訝な目で見ていた。
ライブのMCとかは普通にできてたと思うんだけど。
控室とかでもう…
目も合わせられなくて…
喋るけどぎこちなくて…
とてつもなく恥ずかしくてたまらなくて。
ニノや松潤がどう思ってるかなんて、わからなかった。
だって直接見ることすらできないんだから…
東京に帰ってきて修正箇所のリハをやってるうちに、だんだん普通にはなってきたけど、やっぱり二人きりになったりすると、途端に意識しちゃって…
ニノの欲情してる顔とか…
松潤のキスを欲しがる顔とか…
なんかそういうの、思い出しちゃって。
勝手に心臓がバクバクしちゃう。
たぶん、顔も真っ赤になってしまう。
だから、なるべく近寄らないようにしてた。
だっておかしいでしょ…こんなの…
メンバー同士で抜いちゃって…
キスまでして…
それになんといっても俺たち、男同士だし。