第1章 ラピスラズリ
その後、3人で浴槽に浸かって上がった。
その間、ずっと無言。
お湯に浸かったら、すっかりとアルコールが抜けてしまって…
バスローブを着て、ソファやベッドに腰かけて俺たちは無言だった。
身体が大分冷めたころ、洋服を着こんで自分の部屋に帰った。
松潤も一緒に出てきた。
「じゃ…おやすみ…」
「ん、おやすみ…」
すっごく気まずくて、目も合わせられなかった。
鍵を開けて中に入ると、ドアに凭れた。
「はあ…」
ため息が出た。
そのままずるずると床に座り込んでしまった。
あれは…一体なんだったんだ…
なんであんなことになったんだ…
ニノが俺のを咥えて…松潤とキスなんかしちゃって…
「うわあああっ…」
俺、ニノの咥えちゃった…!
顔が真っ赤になる。
あんなこと、今までしたことない。
17年、一緒にグループやってるけど、あんな雰囲気にすらなったこともないっていうのに…
俺たちは至ってノーマルだし…
なんなら女好きでしょうがないし…
なんで…
なんであんなことになったんだ!?
叫びだしそうになったから、部屋に駆け込んでベッドにダイブした。
枕に顔をうずめて、俺はうなりまくった。