第2章 次男✕新人家政婦 紫月麻友
「これ、ここから削除すると、インターネットにアップされるようになってるんだよ。ほら、見て。ポチの動画。」
渉のその言葉に麻友は目を見開いた。渉を押し退け、パソコンを確認すると、先程消した筈の麻友の霰もない姿がネット上に上がっていた。
「なんで!?ちょっと、これ消してよ!」
「ポチ、家政婦やめるんでしょ?そうなったら僕とポチは赤の他人だし、僕には関係無いもん。」
動画の削除を試みるが、どうやっても削除出来ない。そして、その作業に戸惑ってる間にも動画の再生回数は伸びていった。
「お願い渉くん!」
「えー、どうしよっかなー?」
こんな動画が出回れば、普通に生活する事もままならなくなる。癪ではあったが、麻友は渉に懇願するしかなかった。
「お願い…!なんでもするから!」
「そう言ってまた僕を騙そうとしてるんでしょ?」
「お願い!渉くん!」
「ポチ。ポチは僕の犬なんだから、お願いするなら、ちゃんとそれ相応の態度でちゃんとお願いしないと。」
麻友は下唇を噛み締めると、身に付けていた全ての衣類を脱ぎ捨て、渉の前に跪いた。
「ご主人様…お願いします。」
「そんなんで僕の心が動くとおもってるの?ポチはどうやったら僕が喜ぶか分かってるよね?」
麻友は渉の前で股を広げ、花弁を両手で広げた。
「ご主人様、どうかこの厭らしいポチをまた躾直して下さい。もう2度と逆らったりしません。ご主人様に服従致します。」