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戯れ

第2章 次男✕新人家政婦 紫月麻友


渉の性的な悪戯に耐えながら、麻友は必死に渉のパソコンのパスワードを解こうとしていた。だが、適当に打っても、それが当たる可能性は限りなく低い。そもそもパスワードが何桁なのかも分からない。だが、麻友は仕事の空いた時間を見つけ渉のパソコンのパスワードを解くべく、何度となくパソコンへと向かった。家族の誕生日や住所、電話番号、思いつく限りの数字を打ち込んだが、表示される文字は

パスワードが違います。

麻友は解ける気配の見えないパスワードに溜息を漏らした。
このままではパスワードが解ける前に自分の心が折れてしまいそうだ。麻友はそう思い始めていた。
最初は嫌で嫌で堪らなかった行為だが、自分より遥か年下で、小学生である渉に体を弄ばれるのは背徳感もあり、羞恥心も煽られ気持ちがいいのだ。だが、肝心なモノは渉が子供である為、一番欲するモノは与えられ無かった。それもあってまだ麻友は渉に完全に落ちずにいた。
もし、この相手が長男の優だったなら…。
麻友は美青年である優の容姿と優しい笑顔に惹かれていた。
自身を抱いてくれるのが、辱めてくれるのが渉でなく優だったなら麻友はそれを容易に受け止めたであろう。

そして、いつも渉が帰宅するよりも早い時間に扉の開く音がした。麻友は慌てて渉の部屋を出た。もし、今帰ってきたのが渉ならば服を着ている事がバレる前に急いで服を脱がなければならない。
だが、渉でなく、透か優だった場合、裸を見られるのはマズイ。人様の家で裸など痴女と思われるだろう。

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