第41章 及川/鏡*イベント小説
(卒業した後の話です。)
青葉城西高校の卒業式が
終わって、私は少し気が抜けた。
(終わった…花の高校生時代…)
バタリとベッドに倒れる。
これからは職につくために
頑張らなければならない。
また別の新しい事で
忙しくなると思うと、
なんだか動きたくない気もしてきた。
アホらしい事を考えつつ、
私は眠りについた。
*
携帯のブザーで跳ね起きた。
電話だ 彼氏…及川から。
私は画面をタップすると
耳をあてた。
「もしもし?」
「もしもし 名前っ!
名前の声聞きたかった〜♪」
なんだがテンション上がってない?
いつにも増してきもちわ((
「ところで…なんか用?」
「ん〜っとね!
ちょっと会いたいかなぁって…」
電話越しに聞こえた、及川の
声が少し切なげだった。
仕方ない、と私は承諾し
及川が待っているという公園に
足を運んだ。
*
「会いたかったぁぁ!!!」
ぎゅぅぅっと抱きつかれる。
とても苦しい。←
「どーした、いきなり…」
問いかける私に、
及川は満面の笑で答えた。
「ラブホ行こう!」
いや、待てや…。
この歳でいけるん?いや行けんよ
絶対無理やん?!←
「大丈夫!俺に任せて!」
(任せたくないな…)
*
入れてしまった…ラブホテルに…。
まさか年齢詐欺するなんて…。
でもほぼ普通のホテルと変わらない
そこは、落ち着けないほどの
部屋ではなかった。
「名前 ヤろう」
まぁ、ここはそういう場所だから
私は躊躇わず、キスをした。
いつもと変わらず、
ベッドの上で愛撫を始める。
胸を触り舐め、
身体を柔く触る。
「んん…ひぁ」
ズボンと下着を同時に脱がす。
ブルンッとブツが出てきた。
最初は柔く触り、熱を持ち始めたら、
強く擦る。
「んぁ あっあっあぁ っんああ!」
ビクビクする及川、
ふと、電マがあるのに気づいた。
(コレで…)
私はスイッチを入れると
ブツの先端にあてがった。
「んぁあああああ!!!」
早くもイってしまった…が、
私はやめることなく
ずっと押し当てた。
「ああ、あああ!やぁああ!」
イきつつ、くる快楽に
目がチカチカしている。