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白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]
第17章 蝶の憂い華の決意
でも、女嫌いの彼に
つきまとったのは
彼にとっては
いい迷惑だよね
さっさと木兎を呼んできてあげなきゃ
お節介でごめんね。
柔らかい髪を
もうひと撫でして
その場を去ろうとすると
「あの…木兎さんは…
大丈夫ですから…
チョットだけ…良いですか…?」
冷たい手が私の手をつかんだ
振り返ると
私以上に戸惑った表情の彼。
自分の行動が信じられないって
顔をして
でも一人になりたくなさそうな顔
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