• テキストサイズ

白昼夢第3幕【華と舞う蝶】黒尾×孤爪×木兎×赤葦[®18]

第17章 蝶の憂い華の決意


嫌いな女子を
引き止める程
寂しいのに
一人で居るとか

変な子

『無理しちゃダメだよ?
甘えたらいいと思う
木兎もたまには
先輩らしい事しなきゃね〜ぇ』

私の言葉に応えた顔に

「…ですね。呼んできて下さい
俺が大変だ、って」

相変わらず生意気な顔

『はーい、じゃあね』

強がりの寂しがり。

でも弱さを隠せる強い子。

赤葦くん。か。

悩みの内容は分からないけど
きっと言える程軽くないんだろう

開き直れないくらい重いんだろう

悩まずには居られないんだろう
/ 3826ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp